カジュアルフレンチ Lien (百合ヶ丘) の日記
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あやめ雪蕪 三浦野菜
2016.06.30
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根部の上半分が美しい赤紫色で、
下半分が白色のコントラストが特徴のユニークなカブです。
盛夏期を除いて、若どりでも球形がまとまり、紫色も入ります。
ち密な肉質で甘みが強く、サラダや酢漬けにおすすめです。
あやめ雪蕪あは
根こぶ病に対する抵抗性を持たせていません。
そこで、
生産者は『あやめ雪』を根こぶ病汚染圃場で栽培するにあたっては、根こぶ病にかからないような栽培管理が求められます。
具体的には土壌の物理性・化学性・生物性をバランスよく安定させることでおいしい『あやめ雪』を栽培させることができます。
つまり、
腐葉土や完熟堆肥などの有機物を投入することで
保水・通水・通気性などの物理性を向上させ、
積極的に有効微生物(善玉菌)やそれを含む資材を投入することで
土中の菌バランスが安定し生物性を向上、
さらに石灰質資材を用いた土壌の酸度矯正(土が酸性になると病気にかかりやすくなります)することで化学性を向上させます。
このように、土作りに手間をかけることで風味が一層増しおいしいカブができることから、耕作地の保全の観点や消費者の食の安心安全の観点からも優れた品種といえます
カブはアミラーゼを含んでおり、これはでんぷんの消化酵素としてはたらき、胃もたれや胸やけを解消する働きや整腸効果 があります
また、ビタミンCを多く含み
風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります
蕪の葉にはβ-タカロテンが多く含まれており
抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています