カジュアルフレンチ Lien (百合ヶ丘) の日記
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紅芯大根 三浦野菜
2016.07.02
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青皮紅心大根又は紅芯大根は中国から導入された品種で、
その名前の通り、
外側が丸みを帯びた小ぶりの青首大根のような色合いで、
中が鮮やかな紅色をしている大根です。
中国では「心里美(シンリメイ)」と呼ばれ、
祝い事の時に使うことが多いようです。
また、生で食べられ、外側と中の色が違い見た目にも綺麗な事から、
カービング(飾り細工)にも用いられます。
スライスしたものを酢に浸すと赤い色が紫っぽい色から鮮やかな赤に変わります。甘酢漬けなどにすると綺麗ですよ。 また、浅漬けなど漬物にすると色が全体に周り、赤い漬物に仕上がります。
紅心大根は辛味が少なく、ほんのり甘みと少し苦味がある大根です。
煮物より生のままサラダや浅漬けや甘酢漬けなどに向いています。
パリッとした食感と綺麗な色合いを楽しみましょう。
また、一般的な大根と比べ水分が少なくみずみずしさはありませんが、そ
の分コリコリした食感が楽しめます。
大根の辛味は
アリルイソチオシアネート(芥子油)と呼ばれる成分によるもので、
おろすことで酸素に触れ精製されます。
これには抗癌作用や抗菌作用があるとされています
大根の葉の部分は緑黄色野菜で
カロテンを多く含み
ビタミンcとeやカリウム、カルシウムも多く含んでいます