カジュアルフレンチ Lien (百合ヶ丘) の日記
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黒長大根 三浦野菜
2016.07.04
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黒大根(くろだいこん)は
ヨーロッパでは比較的ポピュラーな野菜として知られ、
フランス料理などでもお馴染みの食材となっています。
とは言うものの日本ではまだまだ馴染みが薄い大根です。
それと言うのも、
この墨を塗ったような真っ黒い外見に抵抗があるのかもしれませんね。
それでも最近は道の駅などでもちょくちょく見かけるようになってきました。
黒長大根・黒大根(くろだいこん)は表面の皮は真っ黒ですが、
中は一般的安大根とそう大きな違いは無く真っ白です。
大きさは長さ20cm前後で表面の皮はややガサガサした感じで、
中の果肉部分も水分が少なく、辛味大根のような肉質です。
生のままかじると辛味が強く、
おろしにすると辛味大根ほどではありませんがかなり利きます。
黒大根の最大の特徴はこの黒い表面の色。
せっかくなのでこれを活かして、薄く輪切りにスライスしてサラダに加えると色的にも味的にもアクセントになっていいですよ。ただし、
沢山入れると辛いので程ほどに。
ところが、この辛さ、加熱するとあまり感じなくなるので不思議です。
煮たり焼いたり、また、天ぷらなどにしても意外と美味しいです。
右の写真位に切った物を、
塩コショウしてからニンニクのみじん切りと共に
バターかオリーブオイルでさっと炒めると肉や魚料理の付け合わせにもぴったりです。