カジュアルフレンチ Lien (百合ヶ丘) の日記
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水茄子 三浦野菜
2016.07.20
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ナスは本来、灰汁が強く生食には向かない野菜ですが
水茄子は灰汁が少なく、水分を多量に含んでおり、
ほのかな甘みもあって生食が可能である。
生食が可能なナスは全国的にも珍しいです 日本各地で栽培されているが、
大阪府の泉州地域で特に盛んに栽培されており、
泉州特産品として日本全国で有名である。
生食の他、糠床に漬け込んだ浅漬けや、
漬物調味液に漬け込んだ漬物として食べられることが多いそうです 水ナスにも多くの品種があり、
ます泉州地域でも地区によって栽培品種が異なる。
例えば大阪府貝塚市の「馬場なす」などは
「幻の水なす」とも呼ばれめったに市場に出る事は無い。
同じく貝塚市の「澤なす」は「水なすの原種」とされ現在泉州地域でも栽培農家はほとんどいないそうです
茄子の歴史は古く
日本史における茄子の初出は、
東大寺正倉院文書に天平勝宝2年(750年)に茄子が宮中に献上され賞味されたという記述が残されているそうです
紫紺色はナスニンと呼ばれるポリフェノールの一種、アントシアン系の色素で、強い抗酸化力があり、ガンや生活習慣病のもとになる活性酸素を抑える力が強く、。また、コレステロールの吸収を抑える作用もあるそうです。