カジュアルフレンチ Lien (百合ヶ丘) の日記
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あかね蕪 三浦野菜
2016.07.26
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元々は奈良県の「大和の伝統野菜」で
細い大根のような形をしていますが、カブの一種
奈良県の片平地区で古くから作られ、地元消費されてきた伝統野菜
2006(平成18)年に奈良県によって
「大和の伝統野菜」の一つに指定されました。
それまでは外見が似ていることもあり、「ひの菜」と呼ばれていたそうです
最大の特徴はスリムな大根のような形と
根の先まで真っ赤な色、
葉柄も鮮やかな赤で色葉の形も大根のそれとよく似ている
表皮近くは赤く、中は白地に部分的に赤い色が入っていて
肉質はカブというより大根に似た感じで、
食感も大根ほどみずみずしくはありませんが、
コリコリと似た歯ざわりが楽しめます。
酢漬けにすると鮮やかに発色して全体に赤く染まり、
糖漬けなど漬物にすると淡いピンクになる。
独特の色をすぐに楽しみたい場合は酢の物にする。
生で食べると辛味はなく、ほんのりとした甘み、
カブ独特の風味がおいしく、いろどりも良い。